
福岡のとある場所で開催された「Wet and Messy」イベントへお邪魔してきました。
主催は、たびたび取材でもお世話になっているフェティッシュバー「Bar エルドラド」。
(フェティッシュバー「Bar エルドラド」の詳細は記事の最後でも紹介させていただきます。)
スタッフの戯正さんを中心に企画がスタートし、Wet and Messyが好きな方、興味のある方が集まって今回初めて開催されました。
Wet and Messy。
まだまだ日本では聞き慣れない方も多いかもしれません。
簡単に説明すると、自分または他人が衣服を水で濡らしたり、汚したりする行為に性的興奮を感じるフェティシズムのこと。
通称「WAM(ワム)」と呼ばれています。
日本で比較的メジャーなWAMといえば、ローション系ではないでしょうか。
ほかにも金粉やびしょびしょの水浸し、着衣プールなども人気の作品です。
私が以前アダルト制作会社で働いていたときも、ローション風呂やぬるぬるレスリングなど、大量のローションを使ったプレイはよく撮影していました。
ただ、WAMを個人でプレイするのはなかなか大変。
何といっても、準備と後片付けが大変です。
ちょっと興味があっても、気軽には挑戦しにくいプレイだったりします。
そんな中、こうしてみんなで楽しめるイベントが開催されるのはうれしいところ。
私も撮影現場で見たことはあるものの、実際に体験するのは初めてです。
何をするのか。
何が行われるのか。
わくわくしながら取材へ向かいました。
WAMは準備から始まる

この日は、ローションと生クリームを使ったWAMが予定されています。
まずはローションやプレイ用のプールを、みんなで部屋へ運びます。
この時点から、結構楽しい。
そして、久しぶりに身体をフルで使います。

ホテルの部屋を汚さないように、部屋中をビニールシートで養生。
床も、壁も。
こちらは男性チームが担当します。

そして私は、ローション風呂担当。
アダルト業界で鍛えたテクニックを使う、かなりレアな場面です。
当時は攪拌機を使ってローション風呂を作っていたのですが、今回はオールハンドで制作。
中腰になりながらローションを溶いて、伸ばしていきます。
これがなかなかのハードワーク。
久しぶりにいい汗をかきました。
作っている途中で、
「ローションが精子みたいな白だったら、楽しいんじゃない?」
というアイデアが。
そこで、水彩絵の具を投入します。
ブランクはあったものの、久しぶりとは思えないくらいナイスなローション風呂が完成しました。

一方、ほかの女性チームは生クリーム担当です。
この日用意された生クリームは、なんと10リットル。
ケーキ屋さんかと間違えるくらいの量を、ひたすら泡立てていきます。
さらに食紅を混ぜて、カラフルなクリーム作り。
氷で冷やしながら大量の生クリームを作るこちらの作業も、なかなかの重労働です。
完成したのは、
紫、オレンジ、黄色、グリーン、ピンク。
全部で5色。

このときも、みんなできゃっきゃしながら作業します。
なんだか学園祭みたい。
準備だけで2時間弱!
普段ほとんど運動をしない私は、この時点ですでにへろへろ。
腕や腰が悲鳴を上げておりました。
この日はカメラマンのHBK!さんも撮影に来られており、準備段階からたくさんの写真を撮影。
終始、全員で大騒ぎです。
めちゃくちゃ楽しい。
私も取材で訪れたはずなのですが、見ているうちに参加したくなってきました。
ということで、コンビニへ急行。
汚れてもいいキャミソールとパンツを購入し、ローションをかけたり、生クリームをかけたりする裏方として参加することにしました。
自信作のローション風呂へ、どぼん

準備が整ったら、みんな汚れてもいいおしゃれな衣装へお着替え。
エルドラドの戯正さんとしゅもさんは、おそろいのセーラー服です。
イベントの最初は、ローション風呂から。
先ほど完成した自信作のローション風呂へ、参加者の女性がどぼん。
動画や写真を撮影しながら、みんなでローションをかけていきます。
いきなり大盛り上がり。
もちろん、ローションはかなり滑ります。
足元に気をつけながら、安全にWAMを楽しんでいきます。
ここで豆知識!
この日はお風呂場に段ボールを敷いて、足についたローションを吸収させると滑りにくくなります。
その上でタオルで足をしっかり拭いてから移動します。
お家でローション風呂プレイをされる際も、ぜひ段ボールを敷いてみてください。
ローションを使う撮影現場でもそうでしたが、楽しく遊ぶためにも滑らないための対策は大切です。
10リットルの生クリームでWAM

ローション風呂の次は、これぞWAMの醍醐味。
生クリームタイムです。
この日のために用意された特設プールへ、戯正さんとしゅもさんが入ります。
最初は、ピンクの生クリームから。
男性参加者の方が、最初の一投をお二人へかけます。
その瞬間、全員から歓声が上がりました。
思っている以上に美しい。
みんなで作ったものを壊していくのが、たまらない。
ピンク色のクリームをお二人で塗り合いながら、キャッキャ。
この時点では、まだまだきれいです。

続いて登場したのは、グリーンのクリーム。
ピンクの上から、鮮やかなグリーンがかけられていきます。
ピンク×グリーンのコントラストが鮮やか。
この配色、どこかで見たことがある!
リアルスプラトゥーンだ!
ここからは、私も裏方として参加開始。

先ほどローションまみれになっていた女性もクリームプールへ入り、今度は3人でクリームまみれになっていきます。
生クリームも、ローションと同じくらいぬるぬる。
プールの中でみんなぬるぬるしながら、ごろごろ。
バランスを取るのは難しいけれど、滑るのも楽しい。

続いては黄色です。
お互いに塗り合ったり、クリームを投げ合ったり。
色が混ざり始め、会場のボルテージもどんどん上がっていきます。
誰が誰だかわからない!

みんなでわちゃわちゃしていると、色がどんどん混ざって抹茶のような色に変化していきます。
ここで3人が横一列に並びました。
そして参加者の男性が、3人の顔部分へ紫色のクリームをかけていきます。
個人的には、ここが一番好きでした。
みんなクリームまみれになって、もう誰が誰だかわからない。
見たことのない光景すぎて大興奮です。

さらにカメラマンのHBK!さんの提案で、クリームの上からみんなに目を描いてみることに。
すると、ちょっと怖いけれど可愛らしい、不思議な生き物に変身。
ときどき呼吸をするために口を開けると、クリームの中から歯が見えます。
これが、なんとも可愛らしい。
そして最後は、オレンジのクリーム。
いろいろな色のクリームが混ざり合い、最終的には全員が泥まみれのような色へ変化していきます。
その状態で3人が膝立ちになると、まるで銅像。
でも、みんな普通に喋る。
そして、普通に動く。
銅像が動き出したみたいで、ちょっとホラーです。
最後は残っていたクリームを、参加者みんなで3人へ投げて遊びます。
全身クリームまみれになった3人は、そのままシャワーへ向かいました。
変態さんには喫煙者が多い?
3人がクリームを洗い流している間は、みんなで談笑タイム。
どんなWAMが好きなのか。
そこからWAMに限らず、フェティッシュな雑談を楽しみます。
中でもかなり盛り上がったのが、
「変態さんには、喫煙者が多い」
という話。
確かに、これまでフェティッシュな趣味を持っている方で、タバコを吸わないという人にはほとんどお会いしたことがないかもしれません。
いつか、フェティッシュに関わる方の喫煙率を調査してみたいと思いました。
男子禁制。ローション風呂あそび

3人がクリームを洗い流してきれいになったあとは、ローション風呂あそびです。
ここでは女性陣が全裸となるため、男子禁制の空間となります。
カメラマンさん以外の男性陣には、お風呂場から聞こえてくるキャッキャとした楽しそうな声のみで楽しんでいただく時間。
私は一応女性なので、お手伝いも含めてお風呂場へ入れていただきました。
先ほどローション風呂に入っていなかった戯正さんとしゅもさんが、ローション風呂へイン。
ローションを掛け合ったり、滝のようにローションを流して不思議な世界を作り出したり。
戯正さんとしゅもさんの仲の良さが終始伝わってきて、見ているこちらもにこにこしてしまいます。
最終的には、参加されていた女性も一緒にローション風呂へ。
満員のローション風呂になりました。
全員裸だし、ローションにまみれているし、かなり非現実的な光景。
でも、ここではこれが普通です。
なんとも不思議な気分。
そして私は、3人へローションをかける任務を担います。
しかし、時すでに二の腕と腰はパンパン。
HBK!さんから、
「もっと高いところから、ゆっくり垂らしてー!」
とリクエストが飛んできます。
気合と根性で乗り切ります。
主役の女性陣の足を引っ張るわけにはいきません。
今年1番の頑張りを見せました。
ローション風呂で犬神家
最終的には、
「全員で犬神家をやってみよう!」
という話に。
ローション風呂へ潜って、足だけを出してみます。
しかし、これがなかなかうまくいきません。
あまりお風呂で逆さまになった経験がある方はいないと思うのですが、狭いし、ローションで滑るし、みんな大変そうです。
そこから30分以上。
逆さまでの撮影に悪戦苦闘していました。
それでも最後には、三者三様の個性あふれる逆さまスタイルを披露。
これが、この日1番の爆笑ポイントでした。
WAMという枠を飛び越えて、アクロバティックな体勢に挑戦している姿を見ていると、思わず笑ってしまいます。
HBK!さんが撮影された写真を見るのが、楽しみすぎます。
ピンチヒッターでWAM初体験

このあとは、再び女性陣がお風呂でローションを落とします。
しばらくのお風呂タイム。
本来なら、このあとも生クリームとチョコレートで遊ぶ予定でした。
しかし、クリームプール、ローション風呂と全力で遊んだ女性陣の体力ゲージは、すでに0。
そこで急遽、ピンチヒッターとして私が登板することになりました。
生まれて初めて、生クリーム&チョコレートを身体や顔へ浴びるという貴重な経験です。
まずは足に生クリーム。
続いて、チョコレートシロップをかけてもらいます。
自分の体温で生クリームが溶けていくのが不思議。
生クリームとチョコレートが、ぼとぼとと床へ落ちていきます。
小さい頃から、
「食べ物で遊んではいけません!」
と怒られて育ったため、悪いことをしているのではないかという背徳感に見舞われます。

そして次は、顔に生クリーム。
スーパー誕生日モードです。
かなり昔、誕生日の日に顔面ケーキを浴びたときのことを思い出しました。
甘くて、いい匂い。
WAMを見るだけではなく、自分自身でも体験。
一歩、教養を深めることができました。
楽しく遊んだあとは、みんなで片付け

みんながお風呂から出たあとは、少し休憩。
そして、お片付けタイムです!
楽しく遊んだあとは、片付けもみんなでします。
最初にしっかり準備をしていたこともあり、片付けはスムーズに進んでいきます。
ローション風呂にはクエン酸を投入。
べちゃべちゃになった床もビニールシートで養生していたため、そのままくるくると巻いて片付けていきます。
ビニールプールは、後日広い場所で清掃すると伺いました。
解体していたベッドを元通りにしたり、ぬるぬるになった備品を洗ったり。
お片付けタイムも、みんなでおしゃべりをしながら協力して進めていきます。
振り返ってみると、この日は遊んでいる時間だけではなく、準備からずっと楽しかったように思います。
大量の荷物を運んで。
部屋中を養生して。
ローション風呂を作って。
10リットルの生クリームをみんなで泡立てて。
思いっきり汚れて、笑って。
最後は、みんなで元通りにする。
準備から片付けまでみんなでやるのも、このイベントの醍醐味です。

なんだか学生時代の文化祭を思い出します。
ただし、こちらはローションまみれになったり、生クリームを全身に浴びたりする大人たちの文化祭。
WAMは、大人の文化祭。
次回開催された際には、WAMが好きな方はもちろん、「ちょっと気になる」という方も参加してみてはいかがでしょうか。
大人になってからこんなにぬるぬるべちゃべちゃになって、全力で遊ぶ一日も、なかなか楽しいですよ。
BAR EL・DORADO(BAR エルドラド)
以前取材させていただきました記事はこちら→今日は、どんな夜だろう。|Bar エルドラド
住所:〒810-0073 福岡県福岡市中央区舞鶴1丁目1-30 天神ウイング2 4F
料金システム:男性120分飲み放題5,500円、1日飲み放題1万円
女性は終日2,200円
営業時間:20時〜
定休日:水曜・日曜
公式X:https://x.com/dorado_bar
※WAMイベントの次回開催予定や、その他イベント、営業日については店舗のSNSを確認ください。


コメント