
前編では、タクヤさん&ルイさん、周策さん&M女さん、ジョニーさん&メリアさん、そして天我迅さん&美沙さんによるショーをご紹介しました。
前編はこちらからお読みいただけます。(記事リンク貼り付け予定)
ほかにも、花澄先生による「やみなべ幼稚園」が開園したり、みんなで西口ゆかさんのお誕生日をお祝いしたり。
気がつけば、すでに日付は変わっています。
しかし、この日の「やみなべSM秋祭」は朝5時まで。
ここから、後半戦です。
片足立ちで5,000円!? 全員参加のまるまるゲーム

まずは、全員参加の「まるまるゲーム」が開催されました。
勝者には豪華景品があるとのこと。
その金額、なんと5,000円!
ルールはシンプルです。
片足で立って、最後まで残った人が優勝。
これなら私にもできそう。
……と思ったのですが、なかなか勝負がつきません。
そこで始まったのが、片足立ちのまま屈伸対決。
ただ立っているだけでも大変なのに、その状態で屈伸です。
一人、また一人と脱落していき、最後に残ったのは女性二人。
ここから一騎打ちです。

片足で屈伸。
みんなで回数を数えます。
いち、にー、さん、しー……。
まだ続く。
まだ続く。
そして――。
63回!
最後まで残ったのは、フェティシズムの女王様でした。
片足屈伸63回。
もはや性癖より先に、足腰の強さが必要です。
会場から大きな拍手が送られ、見事5,000円を獲得しました。
笑顔を消した敬介さん。聞こえるのは息遣いと鞭の音

続いては、熊本「SECRET」の紫紺敬介さんとモデルさんによるショー。
普段お会いする敬介さんは、ニコニコと笑っている印象が強い方です。
ところが、この日のステージではまったく違いました。
作務衣に大きめの羽織をまとった敬介さん。
モデルさんは、大きめの白いワイシャツ。いわゆる「彼シャツ」のような姿です。
ショーは、敬介さんがモデルさんの髪を乱暴に掴むところから始まります。
後ろ手に縄をかけ、頭を掴みながらグッと身体を引き寄せる敬介さん。
モデルさんは表情を歪め、ときには怯えたような顔で敬介さんを見つめます。
いつもの笑顔はありません。
グッと引き締まった冷たい表情です。

そして、このショーでもうひとつ印象的だったのが、音でした。
登場時を除き、ほとんどBGMがありません。
聞こえてくるのは、二人の息遣いと縄の軋む音。
静かな会場だからこそ、ひとつひとつの音が耳に残ります。
縄もしっかりとかけられていき、上半身から太ももへ。
身体が宙へ上がると、敬介さんが触れるたびにモデルさんは身体をくねらせ、大きな声を上げます。
少しずつ身体の向きが変わり、やがて逆さまへ。

お腹を軽くトントンとされただけでも、また声が響きます。
痛いのか。
苦しいのか。
気持ちいいのか。
それとも、怖いのか。
見ている私にはわかりません。
やがてモデルさんは床へ。
敬介さんは頭を支えながら、足元、上半身と少しずつ縄を解いていきます。
縄をほどいても、ショーは終わりません。
敬介さんが手にしたのは鞭。
白いワイシャツが捲られ、お腹があらわになります。

一本鞭を振るい、四つ這いになると今度はバラ鞭。
強く打ったかと思えば、鞭で身体を優しく撫でるような場面もあります。
そのたびに、モデルさんの身体が反応します。
そんな中、敬介さんの口が動きました。
声まではほとんど聞こえません。
でも、その口元を見た瞬間、
「動くな」
そう言ったように見えました。
ショーが終わったあと、敬介さんに聞いてみます。
実際に言っていたのは、
「勝手に動くな」
だったそうです。

やっぱり!
でも「動くな」より、こっちのほうがなんだかゾクッとします。
その後、モデルさんは自ら手を上げ、鞭を受けます。
見ているうちに、鞭だけではなく、敬介さんに触れられることそのものに身体が反応しているようにも見えてきました。
最後は力が抜けたようなモデルさんを、敬介さんが抱え上げて終了。
そして、このモデルさんにとって、今回が初めてのステージだったそうです。
初ステージで、このショー。
終演後の姿を見ていると、縄の余韻がまだ身体に残っているようでした。
敬介さんからは、11月13日・14日・15日に「SECRET」の11周年イベントが開催されることも告知されました。
お祝いのお花までショーの一部に。SIVAさん&ゆきさん

続いては、SIVAさんとゆきさん。
私がSIVAさんのショーを見るのは久しぶりです。
とても楽しみ。
白いベビードール姿のゆきさんに対して、SIVAさんは青いラメが輝くドラマティックなドレス。
ゆっくりと後ろから身体へ触れ、髪を咥えさせるところから始まります。
クールな表情で縄をかけていくSIVAさん。
特に胸元の縄が美しく、身体を飾っているようにも見えます。

上半身が持ち上がり、そのまま伏せ吊りへ。
さらに縄が加わり、少しずつ逆さまへと展開していきます。

そこでSIVAさんが手にしたのは、バラ鞭。
鞭を振るうのですが、その表情がとても優しい。
責めているはずなのに、ゆきさんを見る目にはどこか慈愛を感じます。
このギャップが、とても印象的でした。
そして、ここでSIVAさんが目をつけたのが、ゆかさんへ贈られたお祝いのお花。
その花を少し拝借すると、逆さまに吊られたゆきさんの縄へ飾っていきます。
一気に華やかになりました。

しかし、お花を飾って終わりではありません。
今度は一本鞭を手にして――。
お花を狙います。
鞭が当たるたびに、ひとつずつ花が落ちていく。

お花がなくなったあとも鞭は続き、ゆきさんの声が会場へ響きます。
さらに落ちた花を拾ったSIVAさん。
今度は、そのお花でもゆきさんを叩きます。
SIVAさんの楽しそうな笑い声も聞こえてきました。
そこから少しずつ身体を床へ下ろし、足元から丁寧に縄を解いていきます。
ゆきさんの身体には、しっかりと縄の跡。
縄を解き終えると、再び鞭が登場します。
「やだ?」とゆきさんに尋ねながら、鞭を振るうSIVAさん。
ここでも、その表情はどこか優しげです。
最後にSIVAさんがゆきさんをギュッと抱き寄せると、ゆきさんはとても嬉しそう。
二人で頭を下げ、ショーは終了しました。
美しい縄に、鞭。
そこへお誕生日のお花まで加わる。
そして最後は、ギュッとハグ。
SIVAさんとゆきさんの関係性まで見えるようなショーでした。
ショー後には、SIVAさんから「心繋会」や「KINKY BOX」のお知らせもありました。
まるで空を飛ぶ天女。結城彩さん&みみみさん

続いては、キネマトスの結城彩さんとみみみさん。
まず登場したのは、結城彩さんです。
ベールをまとい、口元には般若を思わせるマスク。
音楽に合わせて踊りながら、観客にも近づき、会場を巻き込んでいきます。
そこへ、みみみさんが登場。
こちらは天女を思わせる衣装です。
目元にはレースの目隠し。
彩さんが手にしたのは、紫色の縄でした。
みみみさんの左右の手へそれぞれ縄をかけ、カラビナへ繋いでいきます。
そして両腕が一気に後ろへ広がると、まるで鳥が羽を広げたよう。
音楽に合わせながら、胸元や腰へと縄が加わっていきます。

俯いたまま両手を広げるみみみさんは、操り人形のようにも見えました。
次はどうなるんだろう。
見ているこちらもドキドキします。
彩さんが腰の縄を引くと、みみみさんの身体が宙へ。
ブリッジのように身体を反らせ、そのまま音楽に合わせてくるりと回ります。

紫色の縄に身体を預け、宙を舞う天女。
とてもきれいです。
そして、ここで登場したのが赤い蝋燭。
着物へ蝋を垂らしていきます。
濃い赤色の蝋燭と衣装のコントラストも印象的です。

そこから彩さんがみみみさんをゆっくりと床へ下ろし、少しずつ縄を解いていきます。
両手が自由になると、みみみさんは胸元へ手を添えます。
先ほどまで縄に身体を預けていた天女が、少しずつ自由になっていく。
そんな姿もきれいです。
このまま静かに終わるのかと思いきや――。
彩さんとみみみさんが手にしたのは、鞭でした。
さらに観客の中から一人をステージへ呼びます。
彩さんとみみみさんが一緒に鞭を手にし、選ばれた観客へ鞭を打つ。
今度は別のお客さんも呼ばれました。

さっきまで客席からショーを見ていた人が、突然ステージの中へ。
幻想的な緊縛ショーだったはずが、最後は観客まで巻き込んで一気に賑やかになります。
最後は彩さんとみみみさんが手を繋ぎ、二人でお辞儀。
会場から大きな拍手が送られ、ショーは終了しました。
最後まで鞭!RISE提供じゃんけん大会

ショーが終わると、ゆかさんが再び登場。
ここで始まったのが、じゃんけん大会です。
しかも景品は、RISE提供の鞭。
それも1本ではありません。
3本!
会場のみなさんも参加して、ゆかさんとじゃんけんです。
「じゃんけんぽん!」
勝った人が残り、負けた人が抜けていきます。
鞭がかかっているだけあって、会場も大盛り上がり。

ちなみにRISEの鞭は、和歌山で国内一括生産されています。
前編では実際にゆかさんからRISEの鞭で打ってもらうフリータイムがあり、最後にはその鞭を持って帰れるチャンスまで。
最初から最後まで、ゆかさんの心意気の光るお誕生日イベントです。
朝まで続いた、西口ゆかさんの誕生祭

20時に始まり、翌朝5時まで。
振り返ってみると、本当にいろいろなことがありました。
歌って踊る緊縛ショー。
血糊まみれになるショー。
目隠しをしたまま縄をかける人がいれば、お祝いのお花を鞭で落とす人もいる。
Mのみなさんは風船を守って走り回り、会場にはステーキのいい匂い。
そして、あちこちから何度も聞こえてきた、
「お誕生日おめでとう!」
出演者のみなさんだけでなく、協賛店やスタッフ、遊びに来たお客さんまで一緒になって、ゆかさんのお誕生日をお祝いしていました。
鞭が好きな人。
縄が好きな人。
SMが好きな人。
見るのが好きな人。
自分でも体験してみたい人。
まだ自分が何を好きなのかわからない人。
いろいろな大人たちが一緒になって、食べて、笑って、縛って、叩いて、お祝いする。
なんでも入っているからこその「やみなべ」なのかもしれません。
そして朝5時。
長かったはずなのに、終わってみるとあっという間です。
西口ゆかさん、お誕生日おめでとうございます!
大阪が一年で一番熱くなる日は、最後までとても賑やかな一日でした。


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