岡山駅から車で約15分、表町商店街の裏手に位置する「ほろ酔いマンション」。
この趣のある建物の一角に、女性やカップル限定で楽しめる秘密の空間「VIBE BAR MOSAIC」があります。
男性のみでの入店ができないため、女性が安心して訪れることができるこの場所は、性についてもオープンに語れる貴重な場です。
今回は、バイブバーの魅力、ママのひろみさんの人柄をたっぷりとご紹介します。
昭和モダンな大人の隠れ家~VIBE BAR MOSAIC~
「ほろ酔いマンション」は、古き良き昭和の時代を彷彿とさせる建物です。
多数の飲食店が軒を連ね、どこか懐かしさを感じさせます。
お店の入口は小さく愛らしいデザインで、インターホンを押すと中に入ることができます。
▲インターホンを押して入りましょう。
店内に入ると、まるで洋館に迷い込んだかのようなアンティークなインテリアが広がり、その中にふと目を引くのが、バイブや大人のおもちゃたちです。
しかし、その展示はエロティックさを感じさせず、むしろ自然にそこに存在しているようで、訪れる人を優しく歓迎しているように思えます。
▲バイブがたくさん。
▲自然とインテリアに馴染むバイブ、ディルド達
店内はカウンターと、それに続く暖炉のある小部屋で構成され、ヴィンテージソファーが置かれています。
「バイブバー」という名前から想像するような直接的なエロティシズムはなく、中世の貴婦人たちが集う秘密のパーティーのような上品で高級感のある雰囲気が漂っています。
この空間を創り出すのが、ママのひろみさんです。
彼女の柔らかく温かな人柄が、お店のすべてを包み込み、訪れる人を安心させてくれます。
▲ムーディな奥の部屋。
▲暖炉がさらに雰囲気をプラスしています。
お店のシステムは、女性が1000円、男性が3000円のチャージ料金で、ドリンクは別料金となっています。
提供されるドリンクは、カクテルをはじめとした多彩なラインナップで、ちんこグラスの「sexy milk」や女体グラスの「チチピス」など、見た目にも楽しめる工夫がされています。
このように女性専用の空間では、普段は少し恥ずかしいようなオーダーも気軽に楽しむことができますよね。
▲お店のシステム。
▲セクシードリンク。
カウンターの机もめっちゃおしゃれなデザインです。
男性のみでも来店できるイベントも時折開催されるため、公式InstagramやXでの情報チェックが必須。
営業時間は夜21時から翌朝2時までで、日曜日は昼の14時から夜の20時まで開店しており、月曜日が定休日です。
また、店内ではお笑いショーやトークイベント、性癖交流会など、多種多様なイベントが催されており、訪れるたびに新しい発見があることでしょう。
事前に電話やDMで予約をすれば、スムーズに入店することが可能です。
公式Instagram:https://www.instagram.com/mosaic0930/
公式X:https://x.com/mosaic74528136
▲カウンター全体の雰囲気。
▲カウンターから見る奥の部屋。
ママのひろみさんにインタビュー
バイブバーというのは一体なんなんだ?と気になる方も多いのではないでしょうか。
この特別な空間を創り上げているママのひろみさんに、貴重なお話を伺いました。
-よろしくお願いいたします。
バイブバーという自身の持っていたイメージとあまりにも違って、暖かくて優しい空間でびっくりしました。
また、ひろみさんの雰囲気も想像よりだいぶまろやかでいい意味でお昼に会っても違和感がない感じで驚いています。
–ひろみさん
よく言われるんです。
演じない自然体でお仕事をしています。
ママが普通なのが1番だと思っていますよ。
頑張りすぎちゃうから頑張るのが苦手で、頑張らない、我慢しないをモットーに楽しく生きています。
-めっちゃ素敵です。
なんか優しくて柔らかいオーラに引き込まれます。
どういう経緯でバイブバーをオープンしたのですか??
–ひろみさん
もともと冗談でバイブが置いてあるバーをやりたい!って言っていたら、実際に運命のめぐり合わせでお店を開く運びとなりました。
ここのお店の元の店舗の方に、お声かけをいただき、お店をオープンしました。
以前はミュージックバーモザイクという店舗名で、店舗名を引き継ぎ、VIBE BAR MOSAICに。
-モザイクっていう名前、バイブバーにもぴったりですね。
運命を感じずにはいられないですね。
どんな思いでお店をやっていますか?
–ひろみさん
私は元はネイリストだったんですが、爪先がキレイになって女性がわくわくしていくのが好きだったんです。
女性がもっとわくわくできる場所を作りたいと思ってお店を始めました。
女性のエネルギーチャージ、女性の遊び場として、少しでもお手伝いできたらと。
うちのお店には、ハーブティー、コーヒーを飲んで、ゆっくりお話して帰られるかたも多いんですよ。
-その気持ちすごくわかります。
なんかバイブめっちゃ置いてあってエロいんですけど、なんか山奥のキレイなログハウスにきたみたいな爽やかな気持ちになります。
リラックスできます。
–ひろみさん
落ち着くゆったりとした空間作りを心がけています。
カラオケはあえて置いてないんです。
あくまでもおしゃべりを楽しみたくて。
カラオケってちょっとオナニーだと思うんです。
自己満の世界。
-それな!!ってめっちゃ思いました。
自分が接客中だと、結構カラオケ歌ってるお客様は楽ちんで好きなんですが、女性の語る場所としてはノイズになるのでないほうがいいですね。
お話が聞こえないですもん。
店内にバイブは何本くらいあるんですか??
–ひろみさん
バイブだと20-30本はあると思います。
他のおもちゃも色々あるので正確な数は…。
道具はどんどん進化して、性能が良くなっています。
ただ、道具が良くなり過ぎているので、パートナーのスキンシップということに重きを置いて、頼りすぎないことも大切だと思います。
-刺激が強すぎると、機械の刺激じゃないと感じなくなる。
やっぱり、バイブは気持ち良いので、男性では勝てない。
–ひろみさん
バイブや、おもちゃを使って、パートナーとのコミュニケーションがもっと密になるのが理想ですよね。
もちろん、パートナーが自分自身、男性以外が好きな方などパートナーの形に正解はありません。
ただ、最初のセックスの時に、バイブを使ってどや!!て満足げに相手にされちゃうとなんか…ってなります。
-それな!!第二弾です。
ほんとに同意します。
なんか手抜きを感じる。
もし、自分の家とかで突然バイブ出してきたら持ち歩いとったんかーいってなります。
–ひろみさん
2人でしっかりコミュニケーションを取って、同意の上でいろいろ試していくのがいいですよね。
マンネリを打破するのには、とっておきのアイテムだと思います。
機械でしか満足しないのはお互いに悲しい。
-こういう性の話をさらっとできるのもひろみさんの魅力だと思います。
なにがどうって不満があるわけじゃないけど、女性にしかわからないあるあるを共有して、こんな風に思ってたのは私だけじゃないんだって気づくと妙な安心感があります。
真面目に快楽について追求すること(NUKITIMESのテーマ)についてどう思いますか??
–ひろみさん
人生はオナニー。
まずは矢印を自分にむけてあげることはとっても大事です。
まずは自分で自分を満足させてあげる。
それが快楽だけじゃなくて、自分が楽しく生きていくために大切。
自分で自分の機嫌を取る。
心が満たされることを探す。
自分が満たされないと他人を満たすこともできないかなあと思います。
だから、快楽や、自分と向き合うことは幸せに生きるために必要なことなんじゃないかなあ。
-自分を愛せないと、他人も愛せないと思います。
私は自分が大好きです。
–ひろみさん
私も自分大好きです
-ほんとに前向きな気分になれます。
今日はありがとうございました。
(ひろみさんはほんとに優しくてキレイで温かくて最高な方でした)
**この後は、他のお客様も来店し、わいわいとお客さんとして、おしゃべりを楽しみました**
秘宝「ガラスのディルド」
奥の部屋には「秘宝」とも呼べるガラス製の大人のおもちゃが。
ひろみさんに奥に秘宝があると案内してもらいました。
重厚なアタッシュケースを開けると、キラキラしたガラス達。
▲本当に宝石のように美しいディルド達。
アタッシュケースを開けると、メキシコの作家さんが作成したガラス製のディルドやヨニエッグ、アナルプラグが輝きを放っています。
これらの商品は、通販で購入することができず、ここ「VIBE BAR MOSAIC」でのみ手に入れることが可能です。
実際に手に取って、自分にフィットするものを選ぶ楽しさがあります。
はじめはメキシコの作家さんが作成したこともあり、ディルドの棒部分が太かったのですが、ひろみさんが提案したことで、日本人に合ったスリムで可愛らしいシルエットのディルドが制作されました。
訪れる際には、運命の一本に出会う楽しみもありますね。
ガラス製のディルドは、シリコン製のものとは異なり、熱伝導が良いため温かく、ローションを必要とせずに自身の愛液のみで使用できることが特徴です。
また、丸洗いが可能で、衛生的に使用することができます。
ちなみに店舗で使っているマドラーも同じ作家さんの作ったちんこマドラーです。
▲細部にわたるこだわり。ちんこマドラー。
店内のバイブは触ってみれます!
▲おしぼりの下には、手袋。
店内のバイブに触れる際は、手袋を着用するルールがあります。
おしぼりの下に手袋が用意されており、ひろみさんに声をかければ、実際に触ってみることが可能です。
おもちゃの使い方についても、ひろみさんが丁寧にレクチャーしてくれます。
隣の女性グループが様々なおもちゃの使い方を尋ねている様子を見ていると、自然と笑みがこぼれ、幸せな気持ちになります。
店内では、クリトリス吸引系のバイブやアナルプラグ、フェラをする際に口に装着するおもちゃ、挿入中に男女で楽しめるローター、男性用のエネマグラ、尿道プラグなど、多種多様な大人のおもちゃが紹介されます。
ひろみさんがそれらを実際に操作して、振動を指で感じることで、自分に合ったものを見つけることができます。
▲右の席のお客様がおもちゃの使用法をお話されていました。
▲女体の断面図もありますよ。
まとめ~バイブが癒やしツールに見える度星5 ☆☆☆☆☆~
この店では、ゆったりとした時間が流れ、ひろみさんを中心に最近の悩みやエロとは関係ない話題、女性ならではの葛藤をお客様同士で話し合うことができます。
「えろ優しい」不思議な空間の中で、訪れる人々は自然に自身のオナニーへ、性の疑問について話すことができ、上品でエロティックな雰囲気を楽しむことができます。
ギラギラした性欲パワーオーラのあるお店とは一線を画す、まさに大人が集う社交場にふさわしい、居心地の良い場所なのです。
岡山に来た際には、ぜひ「VIBE BAR MOSAIC」で特別な夜を過ごしてください。
非日常的な大人なエロスにどっぷりと浸かれますよ。
(リンクGoogleマップ)
おまけ~周辺グルメ~岡山と行ったらえびめし
岡山という土地は、全国的に見てもフルーツの産地として有名で、特にマスカットや桃といった果物が一押し商品として知られています。
しかし、岡山の魅力はフルーツだけに留まりません。
今回の取材旅で、私は新たな岡山のグルメに出会いました。
それが「えびめし」です。
この料理は、岡山の食文化を代表する一品であり、地元の人々に愛されています。
カラメルソースとケチャップ、カレー粉などを合わせたものにスパイスをきかせたソースを使った独特の焼飯。
味の想像ができない、食べてみないとわからない、岡山のグルメが気になり取材前の腹ごしらえに食べてみることにしました。
私はこのえびめしをいただくために、表町商店街の一本裏路地にたたずむ有名店「ラーメン西本」を訪れました。
▲ラーメン屋さんですが、えびめしの有名店でもあります。
▲ラーメン以外にも多数のメニュー。
この店で注文したのは、オムえびめし&エビクリームフライセット。
初めてえびめしを口にしたとき、その味わいは何とも言葉にできない独特な味でした。
カレーピラフをカラメルで炒めた独特の調理法が用いられていると聞きましたが、カレーでもなく、えびの風味でもない、まさにえびめしならではの味わいが口の中に広がりました。
店員さんから「えびめしだけだと飽きるかもしれないので、オムえびめしにしたほうがいいよ」とアドバイスを受けたのですが、その言葉通り、オムレツが加わることで味の変化が楽しめ、最後まで飽きることなく美味しくいただけました。
さらに、セットのエビクリームフライも絶品で、外はサクサク、中はクリーミーなエビの旨味が口いっぱいに広がりました。
食べ応えがあるボリュームで、お腹も心も大満足の一品でした。
えびめしの味わいは一度試すと病みつきになること間違いなし。
その美味しさは食べてみないとわかりません。
真っ黒なビジュアルからは想像できない美味です。
▲ほんとにお米が真っ黒。
岡山に行く機会があれば、マスカットや桃だけでなく、この「えびめし」にもぜひ挑戦してみてください。
「VIBE BAR MOSAIC」に行く前の腹ごしらえにもぴったりです。
えびめしについての詳しい解説はこちらを参照下さい。
(リンクウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%88%E3%81%B3%E3%82%81%E3%81%97
(リンクGoogleマップ)
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